フリーマーケットで不用品をすべてお金に換えてしまいましょう!

最近ではフリマアプリも増えていますが、何よりネットへの出店は手間がかかり、取引終了までのやり取りや梱包・発送も非常に面倒です。とりわけお金になりそうな不用品の方が多いときには、アナログなフリーマーケットの方が効率的ではないでしょうか?

というわけで、ここではリアルのフリーマーケットで高く売るコツをご紹介します。

その不用品の山、5つの工夫で◯万円に!?

1)商品の陳列はきれいに

フリーマーケットの基本中の基本です。

商品は、見た目きれいにディスプレイしてください。「この人が使っていたものなんて絶対に使いたくない」という生活感のある陳列ではいけません。平べったく並べるのではなく、簡単な棚も使って、立体感あるディスプレイを意識してみましょう。

「お店っぽく」すると、見る人の購買意欲もそそられるはずです。

熟練者はPOPを駆使するとも言います。何も事前にすべて準備する必要はありません。当日、ちょっと売れないなと思ったら、その時間を使って手書きPOPを作ってみましょう。

アクセサリーなどの小物は、ラッピングすると印象もUPするし、ちょっとしたキズなんかは隠せていいですね。

2)「状態」を良く見せる

ディスプレイでもずいぶんと誤魔化しは効きますが、詳しく見られると商品の「使用感」がはすぐに見破られてしまいます。たとえば、簡単に取れる服のシミや毛玉などはさっと取り払っておきましょう。状態を良く見せると、ディスカウントされにくくなります。

ただし、そもそも取り繕えないほど状態が悪い商品もあるでしょう。

そういう商品は「難アリ」のコーナーを作って、状態良好の品と分けて陳列すれば好反応が得られます。

3)開始価格は「高め」に設定

フリマでは値切りディスカウントは必ずあるものと考えておいてください。自分が設定した通りの価格で買ってもらえると思ってはなりません。

よって、最初の値段は、少々高くつけておくのがコツです。

その上で、「ここまでなら値切られてもいいな」という希望額を自分の中で決めておきましょう。お客さんとの駆け引きもまた、フリマの楽しさです。

4)清潔感ある服装で出店

お客さんの立場になってみればわかることですが、あなたならば、だらしない部屋着の延長のような服装で出店している人と、きれいにオシャレして出店している人、同じ商品でもどちらの人から買いたいと思うでしょう?

当然、後者に違いありませんよね。

出店者の見た目は、かなり大事です。清潔感ある身だしなみをしていると「この人ならきれいに使っているだろうな」と好印象を与えられ、それは売上に必ず直結します。

5)小銭を用意して「値切り」を防ぐ

商品を高く売るために、「お釣りの準備」も怠りなく。

きちんと返せる小銭がないと、キリがいい値段までディスカウントされてしまい、儲けが減ります。1つひとつが少額になりがちなフリマだけに、1円でもおろそかにし続けると、最終的にかなりのになることが…。

お釣りの準備がないというだけで、「じゃあ、やめときます」とさっさと離れてしまう客もいます。いろいろな意味で「買いやすいお店」を演出するよう、心がけてみてください。

フリマで仕入れて高く売る! 転売で儲け拡大

フリーマーケットは「不用品を一挙に売る場所」というだけではありません。そう考えているだけでは、素人です。実にフリマは、価値あるお宝を発掘できる場所」なのです。

売るだけでなく、「買う」ことも忘れないでください

本来はとても高い価値を持つ商品でも、その事実に無知で、あるいは買取店に持って行ったりネットに出品するのが面倒でフリマに出している人も沢山います。そういったプレミアのついた商品を狙って、何食わぬ顔でフリマをぶらついている目利きもいるのです。

書籍、楽器、ファッションアイテム…何でも構いません。

あなたも「これは詳しい」というものがあれば、ぜひフリマを「仕入れの場」として考え、お宝発掘を楽しんでみてはいかがでしょう。ネットで転売すれば、それこそ一気に◯万円ということもあり得ます。

ただ、バイヤーはフリーマーケットの嫌われ者でもあります。そういう気配を出してしまうと商品を買わせてもらえないかもしれないので、しれっとした態度を装いましょう。無知なフリをして、「もう少し安くできませんか?」と値切れば、転売したときの利益もUPします。

その他、服飾品を売るときには姿見や鏡を用意する、などのちょっとしたコツも多々あります。

大事なのは、「買い手の気持ち」になることですね。そこが分かれば、商品ジャンル別に高く売る方法も自ずと見えてくるはずです。ちなみに、フリーマーケットは何気に万引きなんかも多い場所です。

トイレに立った瞬間にごそっと盗まれてしまうこともあるので、必ず2人以上で出店しましょう。お腹が減った時のために、軽食とお茶の準備もお忘れなく!

執筆者

執筆者
■金子ちえ
金子ちえ
21女/金融系企業勤務/
金子ちえです。カードローンやお金に関する情報をお伝えします!