
バイクは年齢を問わずに楽しめる趣味ではあります。
最もバイクに憧れるのは高校や大学といった学生のときではないでしょうか。バイクを購入するためにアルバイトを始める学生さんも多いかと思いますが、欲しいバイクを購入できるほどのまとまったお金を貯めるというのは、なかなか難しいものです。
「それでも、バイクが欲しい」となれば、バイクローンに頼らざるをえません。
しかし、ここで問題なのが、「学生」はバイクローンを組むことができるのかといったことです。ましてや、「未成年」ともなるとなおさら難しいのではと思ってしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか。
この記事では、学生がバイクローンを借りることができるのか。また、借りるためにはどうすればよいのかという点について見ていきたいと思います。
学生であってもバイクローンを組むことは可能!
結論から言うと、たとえ学生であっても未成年であっても、バイクローンを組むことは可能となっています。しかし、学生や未成年がバイクローンを組むためには様々な越えなければならない壁があります。
まず、学生であっても成人か未成年かで話は変わってきます。まずは成人している学生の方の例から見ていきましょう。
学生でも成人している場合
学生であってもローンの審査に関しては、一般の社会人と同じ基準です。
そのため、「安定的な収入」があることも融資の条件の一つとなっています。ですから、アルバイトによって毎月まとまった収入があることが絶対条件となります。
とはいえ、学生の場合には月に10万も20万も稼げるほどアルバイトを入れることが出来ないでしょうから、必然的に「金利の低い」などといった良い条件のローンを組むことは難しくなります。これが、大手の消費者金融会社やカードローン会社であれば収入が少ない場合でも借りることが出来ますが、金利はかなり高くなってしまいます。
学生(成人)が条件の良いローンを借りるためには?
いくら借りやすいからといって、消費者金融やカードローンといった高い金利のローンは利息だけでもかなりの負担となりますし、学生であるならば、払い続けることがかなり難しくなることも考えられます。
では、学生が金利の低いローンを組むためには、一体どのようにすればよいのでしょうか。
現実的な手段として、「親の名前でローンを組む」あるいは「親を保証人としてローンを組む」ということが挙げられます。親にローンを組んでもらい、実際の返済は学生が行うという方法はかなり現実的な選択肢だと言えるのではないでしょうか。
親を保証人としてローンの審査を行うのも、金利の低いローンに通過する可能性を高めるものになると言えますね。
しかし、この場合には、親を説得するというステップを踏む必要があります。ローンの目的や返済計画を立てて、親を納得させることが出来ないと申込みすらできませんから、いかに上手くプレゼンして、親を巻き込めるかというところが重要になってきます。
学生でも未成年の場合
現状、未成年が一人でローンを組むということは出来なくなっています。
たとえアルバイトをしていて安定的な収入がある場合であっても、未成年は一人でローンを組むことは出来ません。未成年がバイクローンなどのローンを組むためには、必ず親の承諾が必要になってきます。
これはバイクローンに限らず、未成年の場合であれば、どのようなローンであっても必ず親の承諾書が必要書類となります。この書類がなければ、たとえ収入的には問題がなかったとしてもローンを組むことは出来ません。
未成年の場合も成人している学生と同様、親にローンを組んでもらう、あるいは親を保証人としてローンを申し込むという必要が出てきます。学生の場合は、どうしても社会的な後ろ盾が希薄となっていますので、ローンを組む(お金を借りる)といったことは簡単にはできないようになっています。
学生が借りられるローンはどんなものがある?
もし、親がバイクローンを反対した場合、残念ながら未成年の学生はローンを組むということが難しくなるでしょう。ですので、20歳になるまで我慢するか、バイト等で貯金するかという選択になってしまいます。
ただ、成人した学生でアルバイトをしているというのであれば、ローンを借りることができるかもしれません。
ご自身が住んでいる地域の銀行(地方銀行)のサイトをくまなく調べてみてください。すると、たまにですが「パート・アルバイトの申込み可」となっている商品があります。
そのオートローンが「保証人不要」になっていれば、間違いなく申込みは可能となります。(ただし、条件等によって保証人が必要となる場合もあります)
自動車の購入に比べて、借入する金額も低いのでアルバイトでの収入がそこそこあれば、審査に通る可能性も十分考えられます。
もし、地域にある銀行のオートローンが「パート・アルバイトの申込み可」となっていなかった場合は、あまりおすすめではありませんが、銀行系のカードローンで足らない分を補うといった形でバイクを購入するという手段があります。
もちろん、この場合は金利が高くなりますので、返済面はしっかりと計画を立ててから借りるということは守ってください。
無理な借入れをして、月々の返済が厳しくなったからといってバイトを増やすといったことをしてしまっては、本業である学業が疎かになってしまいますし、無理をしてバイトをしているような状態でバイクに乗れば事故を引き起こす原因にもなりかねません。
銀行カードローンを利用するというのは、あくまでも最終手段という風に考えておいてください。
繰り返しますが、まずは親を説得してローンを組むのが一番。その次に金利の低い地方銀行のオートローン。最終手段で銀行カードローンといった流れで進めていってください。
もしそれでもローンが組めない、借り入れできないのであれば、頑張ってバイトで貯めてから念願のバイクを購入してください。それが一番健全な方法でもありますので。