MRIってご存じですか?
おそらく、名前は聞いたことがあっても実際に検査をしたという方は少ないのではないでしょうか。20代をいった若い世代になるとなおさらだと思います。
報道番組での医療特集や医療系ドラマのシーンで機械自体はご覧になられたことはあると思いますが、このMRIによって何の検査をするのかといった基本的な内容から費用についてまでを以下の記事でご紹介していきます。
MRI検査の基礎知識
MRI検査とは検診などでおこなわれるX撮影やCTのようにX線を使うことなく、その代りに強い磁石と電波を使い体内の状態を断面像としてうつしだす検査です。
ちなみに、このMRIの機械が出している磁力がどれくらいのものかが分かる動画がこちら。
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MRIの原理は、まず強い磁気の中で、患者さんの体の外から電波を体に加えます。これにより、体内にある水素原子とよばれる原子が共鳴します。共鳴した水素原子から微弱な電波が発生します。MRI装置はこの微弱な電波を受信してコンピュータが画像を描くことになります。
造影、心臓、画像診断管理などを行うことができることになります。
短い検査時間で質の高い画像がえがかれます。断面図によって脳溢血や脳こうそくなどの病気を判断することができます。頭、心臓、胃、腸、肝臓の検査や検診に使用されます。軽い症状からえがく断面図は早期発見であらゆる病気の予防になり、現代の医学の進歩につながっています。
MRI検査の体験者の感想
MRI検査の体験者の感想は検診の費用とどのような検査内容で、診療総額と負担割合についての心配をする内容のものが多く寄せられています。
検査内容や病院設備等によって金額が変動することがあり、正確な金額を知りたい場合は必ず検査前に病院で確認することが重要です。特に初めての経験の場合は診療代が高いことで悩むことになります。
MRI検査の体験者の感想には15回以上かけた経験から、確かに料金は3割負担で1カ所で20,000円程度かかったことが書いてあります。脳溢血を起こして、毎日リハビリをやっている生活をしながら、MRI検査を1年に1度行っていると記されています。
早期発見と生活習慣の見直しでいろいろな病気が予防することができます。賢く安い費用で検診をおこなうことが大切です。自分の体と健康を維持するためには高い費用になることを避けます。
MRI検査の費用について
一般的なMRI検査の費用は単純なMRI検査の場合は診療総額が約26,000円です。
負担割合1割の場合は約2,600円です。造影MRI検査の費用は診療総額35,000円~42,000円で、負担割合1割の場合は約3,500円~4,200円になります。
病院で行われる検査の費用は、診療報酬点数で定められています。診療報酬点数が加算されることになります。造影の場合、心臓の場合などの内臓の部位によってかわることになります。1点=10円で計算されます。
検診のX撮影やCTとは違う計算がされるために費用がかかることになります。検査時間が短く質の高い画像をえがきだすことでさまざまな病気の早期発見に役立っていますが、コストが高くつくことになり、費用が負担になる患者さんや利用者も多くなっています。
健康保険加入者の負担費用は検査費用のうち、年齢に応じた一時負担金を支払うこともあります。
MRI検査の健康保険加入者の負担について
X撮影やCTと違いMRI検査は健康保険加入者やその扶養者は、診療保険点数から検査費用のうち、年齢に応じた一時負担金を支払います。
小学校前は2割負担、小学校入学以後70歳未満は3割です。
70歳以上は2割になります。70歳以上の場合で現役並みの所得者の場合は3割になります。健康診断や検診でMRI検査を行う場合は、保険適用外で全額負担になります。初診料、再診料などを加えると約6,000円~8,000円が平均的な費用になります。
現代医学の進歩と健康保険加入者の負担が減少され、ですべての人が検査をうけることができるようになりました。コスト面についての負担は大きいですが、健康維持のためには必要なものです。
さまざまな検診で活用されており、患者だけではなく健康な人も知識をもつようにすることが大切です。