物件探しを始めよう!

一人暮らしに肝心な物件探し。そして引っ越しには必ず初期費用というものが発生します。敷金礼金などは耳にした事があると思います。敷金とは例えば家賃何ヵ月分といったように、それぞれの物件で条件は異なります。

退去する際の退去費用に充てるもので、言わば保険のようなものです。綺麗に使えば退去費用も少なく済み敷金が戻ってくる可能性があります。

礼金とは部屋を仲介してくれた不動産屋に支払う紹介料と言えるでしょう。

物件を探していれば、初期費用がどのくらいかかるか必ず提示してくれます。近年はサービスやキャンペーンなどで礼金なし家賃一ヶ月無料サービスなど、好条件の物件も多くあります。

自分が初期費用にどのくらい出せるか、それをきちんと決めその範囲内で物件探しを始める。そしてこういった話を親身に聞いてくれる、そんな不動産屋を探し当てる事も良い物件に出会える確率が高くなります。

新居に必要なものといえば…家電製品!

始めての一人暮らし、まず何が必要か?

ウィクリーマンション(滞在型の賃貸マンション)のような一時的なマンションには家電や家具が備えてある所もありますが、やはり一人暮らしを始めるなら長い目で見て、家電製品は一通り揃えていた方が良いと思います。

ただ、一言で家電製品と言ってもかなりの種類が存在します。

冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電子レンジ、トースター、炊飯器や掃除機など挙げるとキリがありません。そして、もしそれらを新品で揃えるとすれば、最低でも50~100万くらいの費用はかかると言えます。ただこれも選び方です。

冷蔵庫や洗濯機は一人なら容量が少ないもので十分ですし、販売店によっては一人暮らしを応援しますとセット販売をしている店もあります。また、リサイクルショップにも掘り出し物がたくさんあります。余裕が出た時に買い替えるという事もを頭に入れ、上手な買い物を心掛けましょう。

光熱費って一体どの位かかるの?

一般的に、光熱費とは生活をしていく上で必要なエネルギーの費用を示します。それに生活に必要不可欠な水道代を含め水道光熱費と呼ばれています。

家賃と同様、毎月必ず発生する大切な費用です。一体どの位かかるのか?

地域や生活環境でも異なりますが目安(1ヶ月)としての費用を紹介していきます。まず照明や家電製品で生じる電気代約3,000円~4,000円。ガスや調理、暖房やエアコンで生じるガス代約3,000円~5,000円。ちなみにガス代には都市ガスやプロパンガス、オール電化製品などがあります。

その他に水道代。トイレやお風呂、調理で毎日使われるものですが、一人暮らしならだいたいの方は基本料の約2,000円~3,000円で済むでしょう。

夏や冬の冷暖房の時期にはガス代の料金の差はでてきますが、目安としては1ヶ月約15.000円程といえます。

一人暮らしを楽しもう!

初めての一人暮らしはワクワクしますよね。

一人の時間を持ち、一人の好きな空間を作れる。食器を揃えて料理をしたり、好きなテイストのアイテムを揃え自分好みのインテリアにしたり。今まで興味がなかった事が趣味になったり。上記で述べたように引っ越しの初期費用や家電製品などの生活必需品の購入、準備期間には少なからず多少の費用がかかるのは覚悟の上です。

それを乗り越え生活が始まり環境に慣れていけば、かかる費用はだいたい一定していきます。

家賃、水道光熱費、その他に食費や交際費などもありますが、最初は自分の身の丈に合う生活をし、余裕が出てきたら少しの贅沢をする、そんな心構えも必要です。

収入と出費さえきちんと管理出来るようになれば、自分の生活リズムを崩さず楽しめます。そして一人暮らしは自身を成長させる環境とも言えます。自立心も湧き、親のありがたさやお金の大切さも実感できる環境です。

初めての記念すべき一人暮らしをどうぞ楽しんで下さい!

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■金子ちえ
金子ちえ
21女/金融系企業勤務/
金子ちえです。カードローンやお金に関する情報をお伝えします!