クレジットカード会員数ランキング
クレジットカードのブランドとして大きく7つが主流と
なっています。これを7大国際ブランドと言われています。
基本的にはこの国際ブランドと提携してクレジットカードを発行することになります。このブランドは24時間世界中で利用可能な決済システムを提供している会社になります。
MasterCard visa jcbの差異
それではこの主要国際ブランドの差異はどうなっているのでしょうか?
順をおってランキング形式で見ていきましょう。
1位:VISA(Value Issuer Service Area)ビザ
決済カードブランド。決済機能のみを提供。
VISA自体はクレジットカードを発行していない。
カード発行数と加盟店舗数が世界でNo1のシェア(48.5%)を持つクレジットカード会社。1958年にバンク・オブ・アメリカから設立された。アメリカを拠点に持つ。日本では圧倒的シェアを誇る三井住友VISAカードが提携している。
会員数18億800万人
・Visaクラシックカード
・Visaゴールドカード
・Visaプラチナカード
・Visa Infiniteカード
2位:MasterCard マスターカード
決済カードブランド。決済機能のみを提供。
MasterCard自体はクレジットカードを発行していない。
カード発行数と加盟店舗数が世界でNo2のシェア(31.7%)を持つクレジットカード会社。1966年に設立された。アメリカを拠点に持つ。
会員数9億7,500万人
・Standard MasterCard
・Gold MasterCard
・Titanium MasterCard
・Platinum MasterCard
・World MasterCard
3位:JCB
保険やサポートを重視している。
JCBでのクレジットカード発行をしている。
1961年に株式会社日本クレジットビューロから設立された。日本を拠点に持つ。AmericanExpressと提携をしているため相互に加盟店で利用することができる。海外ではVISAとMasterCardでの加盟店で劣るが海外から日本語サポートができるため日本人にとってメリットがある。審査にも通りやすい。
会員数8,000万人
4位:AmericanExpress アメックス
保険やサポートを重視している。
JCBでのクレジットカード発行をしている。
1850年に設立された。日本を拠点に持つ。JCBと提携をしているため相互に加盟店で利用することができる。ブラックカードを発行しているためステータスを重視する人はこのブランド。
・アメリカン・エキスプレス・カード
・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
・アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
・アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
・アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
・アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
会員数9,100万人
5位:DinersClub ダイナースクラブ
ステータスを非常に重要視するクレジットカード会社
1950年に設立された。アメリカを拠点に持つ。JCBと提携をしているため相互に加盟店で利用することができる。
基本的には国際ブランドのサービスではなく発行会社のサービスとなっているため国際ブランドで選択するというより発行会社で選択したほうがよい。
日本ならJCB。海外ならVISAかマスターカードであればほぼ問題ないであろう。なので日本で住むなら1枚目にJCBを選択し2枚目にVISAを選択すると良い。
もちろん逆でも全く問題ありません。国内での安全を選ぶかシェアでの安全を選ぶかで決定してください。
ここを押さえていれば日本でも海外でもほぼ困ることはありません。
上記の5大ブランドの他に中学発行の国際ブランドの銀聯(ユニオンペイ)などもシェアを伸ばしています。
また国際ブランドにはそれぞれの特徴があります。
決済カード(ペイメントカード)
VISA、MasterCard による決済機能のあるクレジットカード
T&Eカード(トラベル&エンターテイメントカード)
JCB、AmericanExpress DinersClubによるホテルやレストラン等のエンターテイメント施設のサービス機能のあるクレジットカード
ただし近年ではVISA MasterCard JCB、AmericanExpress DinersClubでのサービスに差異は小さくなっており実質的には発行会社の機能に依存する形となる。
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